2021.4.1 更新

適切な補償を受けたい!後遺障害3級の認定条件と慰謝料の基準

交通事故の影響によって後遺障害が残るほどの大きなケガを負ってしまったときには、仕事にも支障が出てしまい、経済的なダメージを被ってしまうこともあります。

そのため、生活を1日も早く立て直すためにも、慰謝料などの補償をしっかりと受ける必要があります。

適正な補償を受けるためには、後遺障害の等級認定を受けることが大切です。

この記事では、後遺障害3級における認定基準や補償内容を解説していきます。

慰謝料の相場や弁護士に依頼をするメリットも含めて見ていきましょう。

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後遺障害3級の認定基準と受けられる補償内容

後遺障害3級に該当する5つの症状

後遺障害3級と認定されるには、国土交通省が定めている「自動車損害賠償保障法施行令別表」で掲げられている5つの症状のいずれかに該当する必要があります。

3級として認められる症状は以下の通りです。

1号 1眼が失明し、他眼の視力が0.06以下になったもの
2号 咀嚼又は言語の機能を廃したもの
3号 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの(就学できない、家事労働ができないなど)
4号 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、終身労務に服することが出来ないもの(自宅周辺の歩行は可能だが、生涯労務に服することができない状態など)
5号 両手の手指の全部を失ったもの(母指は指節間関節(IP)、その他は近位指節間関節(PIP)以上を失ったもの)

自分の症状と後遺障害等級表であげられている症状を見比べて、どれに該当するのかをチェックしてみましょう。

後遺障害3級の特徴

後遺障害1~3級は労働能力喪失率が100%となるため、社会復帰はほぼ不可能な状態だといえます。

3級では介護を常に必要とするわけではありませんが、働くことはできない状態である可能性があります。

後遺障害3級に認定されると、基本的に労災年金を受け取れます。

労災年金とは、労災事故にあったときに労災保険から支給される年金のことを指します。

傷病補償年金・障害補償年金・遺族補償年金の3種類があり、事故にあう前の収入や後遺障害の有無などによって受け取れる金額も異なるのが特徴です。

労災年金は特別支給金が上乗せされるので、厚生年金や国民年金よりも手厚い補償が受けられます。

ただ、厚生年金などから支給を受けている場合には、労災年金額は調整される点に注意をしておきましょう。

後遺障害3級となる具体的な症状

自分の症状が後遺障害3級に該当するかを判断するためには、具体的な症状を細かくチェックしていくことが大切です。

3級各号の症状についてまとめると、以下のようになります。

1号 ・片方の目が失明して、もう一方の目の視力が0.06以下(裸眼視力ではなく矯正視力)
・見えないふりをする詐盲に対しては、保険会社も厳しくチェックを行う
2号 ・物を噛んで飲み込む機能もしくは言語機能のどちらかに障害が生じてしまった場合
・2つの障害が同時に起こってしまったときには1級となる
3号 ・脳や神経に障害はあるものの、日常生活を自分で送ることができる程度の障害
・麻痺症状など
4号 ・肺などの呼吸器系や心臓などの循環器系の障害
・検査によって判別しやすい
5号 ・両指を失った場合
・親指であれば第1関節、その他の指は第2関節より先

後遺障害3級の慰謝料額は?算出基準ごとの比較

交通事故によるケガが後遺障害として認定されると、入通院慰謝料の他にも後遺障害慰謝料を加害者側に請求できます。

慰謝料の計算には、自賠責保険基準・任意保険基準・弁護士基準(裁判基準)の3つがあります。

任意保険基準は保険会社によって異なるものの、他の2つについては比較が可能です。

自賠責保険基準 弁護士基準(裁判基準)
861万円 1,990万円

3つの基準の中では、弁護士基準(裁判基準)が一番高く可能性があります。

慰謝料額や後遺障害の認定結果に納得できないときには、交通事故事案に詳しい弁護士に相談をしてみましょう。

等級が1つ違うだけでも大きな差に…弁護士に依頼をするメリット

後遺障害では等級が1つ異なるだけでも、慰謝料額などが大幅に変わってくるので注意も必要です。

また、どの基準で慰謝料を算出するかによっても違ってくるので、示談交渉を慎重に進めることが大切だといえます。

保険会社から提示された慰謝料額に納得ができないときには、弁護士に相談をしてみるのも良い方法です。

弁護士に相談をすれば、後遺障害の等級認定手続きを任せられるだけでなく、弁護士基準(裁判基準)によって損害賠償請求を行えます。

示談交渉も任せられるので、被害者にとっての負担を減らせるはずです。

交通事故のケガに対する適正な補償を受けるためにも、1人で悩んでしまう前に弁護士に相談をしてみましょう。

まとめ

後遺障害3級は障害の程度が重いものであり、働くことが難しい状態だといえます。

そのため、後遺障害としてきちんと認められ、必要な補償を受けるためにもスムーズに手続きを進めていくことが大切です。

しかし、後遺障害の等級認定手続きでは専門的な知識も必要となる面があるので、被害者が1人で行うのは大変でもあります。

1人で思い悩んでしまうよりも、交通事故事案に詳しい弁護士に相談をして、早期解決の道筋を見つけてみましょう。

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